研究室の概要

当研究室では,工学に関する以下のような研究を実施しています。
特許権や意匠権・著作権などの知的財産権教育に関する研究
技術の権利は「特許権」、デザインの権利は「意匠権」と呼ばれます。そこで、効果的な知的財産権教育の手法について研究しています。
特に本学科で工業デザインを学んだ場合、自分の成果を具体化するときに、意匠権の詳細を知っておくことは、非常に重要となります。研究室所属の学生は、毎年、特許庁等主催の「デザインパテントコンテスト」に応募し、毎年優秀賞を受賞すると共に、その作品を特許庁に意匠出願し、意匠権を取得しています。
大学初年次の物理学教育に関する研究
学部の授業では主に物理学を担当しています。大学レベルの物理学を学ぶための授業法や昨今の工学部生の学ぶべき物理学の本質などについて、研究しています。
単結晶育成技術の恒常化に関する研究
ルビーなどの人工宝石を定常的に失敗なく育成する技術について研究しています。ここで用いる装置は、本来は、下記に記す高温超伝導材料や燃料電池電解質材料などの機能性材料の単結晶を育成するために用いられますが、ルビー育成技術を習得すれば、それらの機能性材料の単結晶育成も容易になります。
高温超伝導材料に関する研究
酸化物イオン伝導体を電解質とする燃料電池に関する研究
高温超伝導も燃料電池も、我が国の今後のエネルギー問題に関する重要な課題です。それらの材料の単結晶を育成する技術を開発しています。
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